「今は、その、詳しい話はできないんだが……弟のしでかしたことの後始末のために俺は王都に来たんだ」
後始末?
「あの、弟さんは、一体何を?」
ルード様が首を横に振った。
「それが私……いえ、ヴァイオレッタ義姉様となんの関係が?」
ルードがまた首を振った。これ以上はいくら訪ねても教えてはくれなさそうだ。
「本人と話をしてからしか……どうなるか分からないんだ」
本人なら目の前に!……ううん。きっとアイリーンが扮したヴァイオレッタのことだろう。
一体、ルード様の弟と何があったんだろう。
「あの、私にも関係あることですか?」
弟はアイリーンのことも知っているみたいだし……。
「そうだな。無関係ではない……。だからこそ、アイリーンにヴァイオレッタのことを聞かせてほしいと思って……」
何を話せばいいというの?
社交界でのヴァイオレッタがどのように噂されているかの詳しいことは私は分からない。
アイリーンから見た私……の話じゃないよね。世間一般に言われているヴァイオレッタ……。それとも、ヴァイオレッタをしている家でのアイリーンのことを話せばいいの?
だめだ。普段アイリーンが社交の場で「お義姉様はこういう人」だと話している内容は全く知らない。言っていることが二転三転しては不審がられる。
後始末?
「あの、弟さんは、一体何を?」
ルード様が首を横に振った。
「それが私……いえ、ヴァイオレッタ義姉様となんの関係が?」
ルードがまた首を振った。これ以上はいくら訪ねても教えてはくれなさそうだ。
「本人と話をしてからしか……どうなるか分からないんだ」
本人なら目の前に!……ううん。きっとアイリーンが扮したヴァイオレッタのことだろう。
一体、ルード様の弟と何があったんだろう。
「あの、私にも関係あることですか?」
弟はアイリーンのことも知っているみたいだし……。
「そうだな。無関係ではない……。だからこそ、アイリーンにヴァイオレッタのことを聞かせてほしいと思って……」
何を話せばいいというの?
社交界でのヴァイオレッタがどのように噂されているかの詳しいことは私は分からない。
アイリーンから見た私……の話じゃないよね。世間一般に言われているヴァイオレッタ……。それとも、ヴァイオレッタをしている家でのアイリーンのことを話せばいいの?
だめだ。普段アイリーンが社交の場で「お義姉様はこういう人」だと話している内容は全く知らない。言っていることが二転三転しては不審がられる。

