「そうね。せっかくのいい絵を見逃すところでしたわ。ありがとう」
ひぃっ!
公爵ご夫妻にお礼を言われて我に返る。
私ったら、恐れ多いことをっ!
「で、こちらの女性はどなた?紹介していただける?」
公爵夫人がルードに尋ねた。
「あー……」
ルードが言葉に詰まって頭をかいた。
「まぁ!ルードったら、名前も知らないお嬢さんの手を引っ張ってきたというの?」
ああ、しまった。私が失敗してるんだきっと。
カーテシーを慌ててする。使用人のような扱いを受けていたけれど、子爵令嬢として恥ずかしくないだけの基本的なマナーはアイリーンと一緒に学んでいる。アイリーンと違って、家庭教師に指導してもらえる時間が少なかったため、必死で身に着けた。ぎこちない動きになってしまうのは仕方がないと思う。
「シュリアド子爵家が娘、アイリーンです。ご挨拶が遅れ申し訳ございません」
頭を下げると、素っ頓狂な声が後ろから聞こえた。
「アイリーン、君が?」
ルードの声だ。
公爵様が苦笑している。
「ははは、ルードの耳にも社交界の華と噂の令嬢の名前は耳にしていたようだね」
「ふふ、どうぞ、舞踏会を楽しんでね」
まだ挨拶をの順番を待っている人もいるため、公爵夫妻の言葉に、係の者に誘導されてその場を離れた。
「あの、ルード様……天井画を見せに連れて行ってくれてありがとうございました」
ひぃっ!
公爵ご夫妻にお礼を言われて我に返る。
私ったら、恐れ多いことをっ!
「で、こちらの女性はどなた?紹介していただける?」
公爵夫人がルードに尋ねた。
「あー……」
ルードが言葉に詰まって頭をかいた。
「まぁ!ルードったら、名前も知らないお嬢さんの手を引っ張ってきたというの?」
ああ、しまった。私が失敗してるんだきっと。
カーテシーを慌ててする。使用人のような扱いを受けていたけれど、子爵令嬢として恥ずかしくないだけの基本的なマナーはアイリーンと一緒に学んでいる。アイリーンと違って、家庭教師に指導してもらえる時間が少なかったため、必死で身に着けた。ぎこちない動きになってしまうのは仕方がないと思う。
「シュリアド子爵家が娘、アイリーンです。ご挨拶が遅れ申し訳ございません」
頭を下げると、素っ頓狂な声が後ろから聞こえた。
「アイリーン、君が?」
ルードの声だ。
公爵様が苦笑している。
「ははは、ルードの耳にも社交界の華と噂の令嬢の名前は耳にしていたようだね」
「ふふ、どうぞ、舞踏会を楽しんでね」
まだ挨拶をの順番を待っている人もいるため、公爵夫妻の言葉に、係の者に誘導されてその場を離れた。
「あの、ルード様……天井画を見せに連れて行ってくれてありがとうございました」

