「はい、公爵様がいらっしゃる場所の上にある絵が……。流石にあそこだと、ご挨拶をして上を見上げるわけにはいかないでしょうが……列が進めば、少しは近くから見られると思うと楽しみです」
アイリーンの代わりに出席することになった舞踏会だけれど、楽しみが少しでもあることが嬉しくなった。
「よし、おいで」
男性が私に手を差し出した。
「え?あの、私」
主催者である公爵様へのあいさつのために並んでいる途中で。
「お、お父様……」
こういう場合はどうしたらいいのか分からずお父様の手を引っ張っる。
「ご令嬢をお借りする」
「え?あ、ちょっと」
男性はそう言うと、私の手を取り会場をさっそうと進んでいく。
お父様の焦った声が聞こえるが、追いかけては来ない。
あれは誰なんだ、一体どういうことだと言う戸惑いの声も聞こえた。
お父様も知らない人……。アイリーンとも顔を合わせたことはないのかな?
よく見れば、周りの女性たちが彼を目で追っている。
背が高くて、鍛えられた体躯。それにりりしく引き締まった顔をしているのだ。そりゃ女性たちの目は釘付けになるよね。
「あの素敵な方はあれかしら?」
「見たことがないわ。」
これほど目立ってかっこいいのに、知らない人がいるの?彼はあまり社交界には出てこない人?
アイリーンの代わりに出席することになった舞踏会だけれど、楽しみが少しでもあることが嬉しくなった。
「よし、おいで」
男性が私に手を差し出した。
「え?あの、私」
主催者である公爵様へのあいさつのために並んでいる途中で。
「お、お父様……」
こういう場合はどうしたらいいのか分からずお父様の手を引っ張っる。
「ご令嬢をお借りする」
「え?あ、ちょっと」
男性はそう言うと、私の手を取り会場をさっそうと進んでいく。
お父様の焦った声が聞こえるが、追いかけては来ない。
あれは誰なんだ、一体どういうことだと言う戸惑いの声も聞こえた。
お父様も知らない人……。アイリーンとも顔を合わせたことはないのかな?
よく見れば、周りの女性たちが彼を目で追っている。
背が高くて、鍛えられた体躯。それにりりしく引き締まった顔をしているのだ。そりゃ女性たちの目は釘付けになるよね。
「あの素敵な方はあれかしら?」
「見たことがないわ。」
これほど目立ってかっこいいのに、知らない人がいるの?彼はあまり社交界には出てこない人?

