……と。もし、ジョアンナ様が了解してくれたら……。アイリーンが戻ってくるまでの半年ほど。
ミリアともう少し親しくなれたらいい。
庶民の暮らしとはどういうものか。ミリアには子供がいるのだろうか?だとしたら子育てについても聞きたい。
たくさん教えてもらいたいことがある。
手紙を書き終えて封筒に入れて封をしたところでノックが聞こえた。
「お嬢様、お待たせいたしました」
ミリアがアイロンを持ってきてくれた。
「ありがとう。あの、頼み事ばかリして申し訳ないけれど、この手紙をジョアンナ様……侯爵家に届けてくださらない?できれば、あなたの手で今すぐに……」
「はい。かしこまりました」
ミリアはすぐにポケットに手紙を入れた。
「あ、待って」
慌てて、もう一つ手紙をしたためる。
「付いてきて」
お父様の執務室へ向かう。
「なんの用だ?刺繍を知ろと言っただろう」
「はい、その準備は進めておりますが……その」
あとで書いた手紙をお父様に見せる。
「ジョアンナ様にお礼の手紙を出した方がいいのではないかと思いまして……」
お父様がハッとする。
「もちろんだ。当たり前だ!今お前に書くように言おうとしていたところだ。どれ、見せてみろ。……うん、いいだろう。じゃあ、さっそく届けさせる」
お父様が使用人を呼ぶ前に口を挟む。
「あの、この侍女に届けさせても構いませんか?」
ミリアともう少し親しくなれたらいい。
庶民の暮らしとはどういうものか。ミリアには子供がいるのだろうか?だとしたら子育てについても聞きたい。
たくさん教えてもらいたいことがある。
手紙を書き終えて封筒に入れて封をしたところでノックが聞こえた。
「お嬢様、お待たせいたしました」
ミリアがアイロンを持ってきてくれた。
「ありがとう。あの、頼み事ばかリして申し訳ないけれど、この手紙をジョアンナ様……侯爵家に届けてくださらない?できれば、あなたの手で今すぐに……」
「はい。かしこまりました」
ミリアはすぐにポケットに手紙を入れた。
「あ、待って」
慌てて、もう一つ手紙をしたためる。
「付いてきて」
お父様の執務室へ向かう。
「なんの用だ?刺繍を知ろと言っただろう」
「はい、その準備は進めておりますが……その」
あとで書いた手紙をお父様に見せる。
「ジョアンナ様にお礼の手紙を出した方がいいのではないかと思いまして……」
お父様がハッとする。
「もちろんだ。当たり前だ!今お前に書くように言おうとしていたところだ。どれ、見せてみろ。……うん、いいだろう。じゃあ、さっそく届けさせる」
お父様が使用人を呼ぶ前に口を挟む。
「あの、この侍女に届けさせても構いませんか?」

