悪態をつきながら、こんな日常が楽しくて仕方がない。
こんな昼休みもわるくないと思えるようになったけど、野愛のことはやっぱりときどきムカついちゃう。
「……夏休み、さ、野愛は空いてる日、とかないの?」
「ん? なんで?」
「〜〜っいいから! 質問に答えて!!」
ドキドキドキ。
野愛は不思議そうにしながらも、ちゃんとスマホで予定を確認してくれている。
「……んー? あ、2週目の日曜なら丸一日暇だけど」
「……!!! ほんと?!」
「え、うん。マジで空いてるけど……なに、なんでそんな目キラキラなの」
野愛が指定した日は、偶然にもあわよくば空いていないかなあって思ってた日だったから喜びが隠せない。
……いや、別に喜んでるんじゃない。
ほんとに、別に、違うんだから。
「……夏祭り! 学校の近くである、夏祭りが、その日にある、のね?」
「うん? ああ、毎年やってるやつね」
「そう! それ、その……えっと……」



