松田さんにとことん弱い自分に気付きながら、また新しい付箋紙にメッセージを書いて渡した。
『添い寝、して。今日の放課後。』
文字に起こすと、改めて恥ずかしい。
もし、これで『いいよ。』って返事をくれるんなら、好意を持ってもらえてると思っていいんじゃないか?
頭痛で休むためでなくとも添い寝してくれる、というのであれば、松田さんも俺に好意を持ってくれていることを期待していい気がした。
返ってきたメモをゆっくり開く。
『いいよ。』
心臓が跳ね上がった。
また松田さんと、2人だけで過ごせる。
しかも、今日の放課後。
書かなかったけど、場所は男子寮の俺の部屋。
もし、部屋に行くって分かってもそれを受け入れてくれたとしたら、好意を持ってくれていると確信していいんじゃないか?
早く添い寝して欲しい。
早く…抱きしめたい。
その日の授業はずっと、集中できなかった。



