はぁ―――。 あたしは部屋のドアに溜め息つけながらもたれかかった。 ロゼフォードといい、セレスといい、本当に変なのいるな。 なんかセレスの場合はホントにどっか連れてかれそうだな。 あたしはもたれかかった体を起こしてカーディガンをイスに乱暴にかけてベッドに直行した。 ばふっ と音をたててベッドに倒れこんだ。 ――あれ……なんだか眠い………。 あたしが闇の中へ落ちたそのとき。 閉めてたはずの窓は開かれ、闇のように真っ黒のこうもりが入ってきた。