2人は玄関を出た。
「どうしてお弁当にしたの?愛菜」
「お外でゆっくりしたかった、あとお家も知って欲しくて」
「カフェとかでもいいじゃん」
「ん〜静かな所が良かったから」
10分ほど歩くと公園があった。
「時々散歩に来るの」
ベンチに座ると愛菜が暑いと言ってジャケットを脱いだ。
インナーの茶色のニットはオープンショルダーになっていた。
「愛菜、可愛いけど肩だすのはエロい」
「今オープンショルダーの服なんてたくさんあるよ」
まあ確かにだけどやっぱり肌が見えるとドキドキする。
「食べよう」
理久斗がバッグからおにぎりと卵焼きを出した。
公園の入口で自販機があり、お茶を買っていた。
「美味しい」
「ん、美味いな」
ゴクンとお茶を飲んでご馳走様をした。
「りっくん、ここどうぞ」
愛菜は自分の太ももをポンポンと叩いた。
「恥ずかしくね?」
「大丈夫」
理久斗はベンチで横になり愛菜の太ももに頭を置いた。
「愛菜」
「何?」
「昨日から何?僕との関係最後にしたい?」
「そんな事ないよ」
「いや、おかしいでしょ、急に」
「おかしいのはりっくんだよ」
「僕?」
「急に宿題なんて難しいこと言ってさ」
「いや、それはもう忘れて、僕が悪かった」



