僕は君の気になる人から好きな人へなれたかな?


「りっくん、おはよう、迷った?」


「大丈夫、おはよう、まさか愛菜ん家とはね」


「どうぞ」


リビングに通される。


広い……



「えっと、今日は私が苦手な料理をします」


「苦手なら無理にしなくても、僕がするし」


「教えてもらおうと思って、朝材料は買いに行ってきました。スマホ検索はしたんだけど、たくさんありすぎてわかんない」



「だろうな(笑)」



「おにぎりと卵焼きと唐揚げを作ってお弁当にしてどこか行きたいなと考えてたの」


「今までに作ったことは?」



「……ないです」


「よし、唐揚げはやめよう」



僕はキッチンを見させてもらった。


「愛菜」


「はい」



「出来ないことは正直に言っていいから」


「はい」


「一緒に作るか(笑)」


「うん」


おにぎりの握り方も卵焼きの巻き方も教えてもらった。



「入れるものがないんだよなー」


愛菜のお弁当箱はあったが……



「ラップで巻くか」


愛菜はエコバッグを持ってきてラップで巻かれたおにぎりと卵焼きをいれた。



着替えてくるから待っててと言われてしばらく待つ。



何で急にお弁当作ろうと思ったんだろ?わかんないな、愛菜の天然さ


愛菜は茶色のニットにロングスカート、丈の短いジャケットだった。


「近くに公園とかある?」


「あるよ」


「じゃあ天気いいから行こうか」


「うん!」