この施設にはゲームセンターの他にもボウリングやカラオケもある。


せっかくだからボウリングをすることになった。


「わ、私ボウリング小学生の頃以来なんですけど大丈夫でしょうか?」


「大丈夫大丈夫俺もだから!」


「え、2人も?、、、初心者だらけで大丈夫か?」


どうやらパンダくんも一条くんもボウリング経験が浅い様子。


経験者がいた方がいいと思いつつ、3人で同じなことが嬉しく思った。


準備をし、靴を履き替える。


一条くんは何回かシューズをを替えていた。


「あー、、あいつ足の大きさと幅と足首の細さで靴選び苦労するタイプなんだよ。」


「な、なるほど。」


モデル体型の人は足までモデル体型なんですね。


「モブちゃ〜ん、ボウリングの球ってどれ選べばいいのかな?」


「あ、こっちに重さの目安が書いてあるよ。」


「ざっくりとだけど端から重くなってるみたいだな。」


それぞれボールを持ってみる。


「俺はこれくらい、、いやもうちょい重い方がいいかな。」


すごい!


パンダくん力持ちだ!


「私これにしよう、女性向けって書いてあるしラベンダー色できれい、、、あれ?」


「どしたの?」


ボールの重さは平気だけど、、


「指がうまくはまらない、、」


「「あーー、、」」


「どうゆう反応?!」


「モブちゃん手小さいからね〜。」


「うぅ〜〜。」


結局子供用ボールにした。


もう子供じゃないのに、、、。




その後のボウリングは、なんというか、わちゃわちゃしていました。


全員が初心者なので、最初はみんながガターにハマりピンに届かず、ピンに届いても得点の見方が分からず、多分こうじゃない?と言いながら進んだ。


わからないことやちょっとしたことでケラケラ笑いながらストライクじゃないのにハイタッチして、


こうゆうの青春ていうのかな、なんて。