嫌いな君の気持ちが知りたい


「おはよう。エリイちゃん。最高の気分でしょ。今」とレイカはそう言った。
 私は黙ったまま、レイカを睨んだ。

「どうして、こうなってるのか説明してもらえる?」とレイカはまた静かな声でそう言った。
 クラスは静まり返り、片杖を飲んでいるのを感じた。心の声が無数に聞こえるけど、一つ一つ耳を傾ける余裕もない。

「得意のシカトかよ。――いっつも黙ってれば済むと思ってるんじゃねーぞ! このブス!」とレイカは大きな声で怒鳴ったのと合わせて、右手で私をどつき、私は後ろへ思いっきり倒れた。そのあとすぐ「やめろ!」とか「マジかよ」とかいろんな声が一斉にざわざわし始めた。