「どう? しっかり公然わいせつでしょ」とチヅルが嬉しそうな表情でこっちを見ている。 「ねえ、チヅ。こいつ何も言わなくてキモいんだけど」 「黙ってたら、やり過ごせると思ってるんじゃない? まー、そうさせないけどね」 チヅルが言い終わるのと合わせて、私は後ろから思いっきり髪を引っ張られる痛みがした直後に上を向いていた。