嫌いな君の気持ちが知りたい

 
 あーあ、買ったばかりの消しゴムが半分くらいになってしまった。どれだけのシャープペンの芯を消費したら、あれだけのハートを書くことができるのだろう――。

 そして、いつ、私がカノウと一緒にいるところを目撃されたんだろう。あまりにも出来すぎだ。

 ――もしかしたら、カノウが面白半分で私のことをハメたのかもしれない。
 ――いや、考えすぎか。
 カノウの心の声が聞こえたら、それもわかったのに。