嫌いな君の気持ちが知りたい


「別にいいよ。私は」とマリが返すと、
「えー、つまんな」とチヅルは単調な声で平然と私に対して酷いことを口にした。

「それより、つまんねーのはあいつの反応だよ」とレイカが言ったあと、誰かが歩き始めた音がする。無駄に足音がうるさい。下品な足音だ。私は息を吸って、小さく一気に吐き出した。

 足音が近づき、そして止まった。目の前にレイカが立っている。レイカと目が合う。レイカは目を細め、私のことを睨みつけてきた。

『ふざけるな。ブス。ふざけるな』とレイカの心の声が聞こえた。
 ブスなのはお前だろ。ブス。