嫌いな君の気持ちが知りたい


 ――ふざけやがって。
 一体、何がしたいのかわからない。私はそっとハートを開いてみた。
 
 紙にはLINEのIDが書いてあり、IDの下にはこう書いてあった。

 【土曜日デートして。12時に駅前で。】

 やっぱり、カノウが後ろの席になったのは最悪だ。
 私はすっと、ため息をひとつ吐いた。