後ろの席の五十嵐くんと私の、2人だけの秘密


え!?



寝たい!?



え、寝たいって、もしかして…そういう…



私が硬直していると、五十嵐くんがクスクス笑い始めた。


『もしかして今、やらしーこと考えた?俺が寝たいって言ったの、睡眠の方なんだけど。』


あ…眠る、の方ですか。


『なにちょっとガッカリしてんの?』


また五十嵐くんが揶揄(からか)うような言い方をしてくる。


『が、ガッカリなんてしてませんっ!』


『あ、そ。まぁとりあえず横になってよ。てか、そんだけ元気なら、頭痛治ったんだな?』


あ、あれ?確かにもう痛くない。


五十嵐くんが撫でてくれる直前まで痛かったのに…。