「ふっ…うう…っ。うあああ…っ」




ずっと忘れられなかったのも、好きだったのも、全部私だけだったんだ。


昴にとってはもうとっくに過去だったんだ。



血の出る膝なんかよりもずっと胸の方が痛かった。