【完】聖里くんの甘すぎる溺愛に耐えられない。






「じゃあ、先生ちょっと職員室いってくるから。気が済むまで休んでいって」



「はい」




そんな長いはしないだろうけど……。
先生が保健室を出ていったあと、ぼーっと窓の外を飛ぶ鳥たちをながめていたら、突然ドアが開いた。





「せんせー、頭痛いから休ませ……」




目が合ってしまった。
……今、一番気まずい。




「あれー、榛名じゃん。先生は?」



「保健室」





有馬は「ふーん」と返事したあと、俺の目の前にあるベッドに腰をかけた。
何か言いたそうにしてるから、俺も無理に退室せず、しばらく座っていることにした。






「……榛名があんな表情崩してんの、はじめてみた」





何を言い出すかと思えば。
……たぶん、昨日の俺がなぎさを呼んだときのことかな。