「いや、いい」
沈黙が続いてしまいそうだから声をかけたら、断られてしまった。
「……そっか」
いつもリビングでどう過ごしてたっけ?
誰かしらいたから、藍くんとふたりきりになるのは雷の日以来かな。
そう思うと、素直に甘えられたときはよかったな。
もう藍くんとは恋人だから、素直に伝えてもいいかな……?
「……ごめん、やっぱりすわ……」
「藍くんっ」
「っ……!」
藍くんにギュッと抱きついた。
「舞彩……?」
「藍くんと、つっついてたい……」
藍くんと気まずいままじゃ、いやだよ。
「っ、そんなこと言われたら、俺が我慢できなくなる」
「えっ……?」



