「これって、不純異性交遊(ふじゅんいせいこうゆう)だとおもいまあす」
 と、ここながにっこり笑って、大きく元気にいった。
 「ふ、不純異性交遊!!!!」
 クラスメイト達がざわついた。
 「不純異性交遊」
 「確かにそうかも」
 「そうだよ」
 「やっだあ、高瀬君がよりにもよって、悪魔とおおおおお!」
 「最悪う」
 「で、ようしあれができるぞってのは?」
 と、シン。
 「ああ、それは・・・・・・・・」
 と、高瀬君。
 「はあい、みんな私語やめい」
 と、ここなが大声を出した。
 みんなシーンとなった。
 「で、ようしあれができるぞってのは?」
 と、シン。
 「うん。それは・・・・・・」
 と、高瀬君。
 「はあい、高瀬君黙ってみようか」
 と、ここなが笑顔で高瀬君にいった。
 二人シーンとなった。
 「ではここで、民主主義に従ってみんなに多数決をとろうとおもいまあす」
 と、ここなは笑顔でいった。
 「高瀬君と悪魔の握手は、不純異性交遊だと思う人お、手をあげてくださあい」
 と、ここな。
 「はあい」
 と、ほとんどの人が手をあげた。
 「はあい、手上げるのやめい」
 と、ここながいった。みんな手を下げた。
 「はあい、というわけでえ、民主主義にもとづきい、多数決により、高瀬君と悪魔のやつはあ、不純異性交遊に決定え!」
 と、ここなが叫んだ。