苺ノ花学園で学費の横領があった事が発覚。だが犯人が誰かは分かっていない。

過去に素行が悪かったこともあり、敬多が疑われる。

けれど敬多は自分の人脈を使って真犯人が学園長だという証拠を掴んだ。

敬多の事を見張っていた生徒会長の波和も、学園長の悪事を知ってしまう。

見て見ぬふりをした方がよいのか悩む波和に対して、敬多に迷いはなく学園長のもとへ向かう。

証拠を学園長へ突き出すと、分け前をやるから黙っていてくれという話をもちかけられた。

さらに「ここを出たら君を教師として雇ってくれる所なんてどこにもないぞ」と脅される。

それに対して、無職上等、と一蹴する敬多。学園長を断罪する。

日々敬多と一緒に料理をしていくうちに家庭科の先生になりたいという夢を見つけた羽咲。

羽咲は敬多に「無職になったら私が養ってあげる」と宣言。

最終的には敬多に憧れの想いを持つようになった生徒会長の波和による生徒や保護者への働きかけもあり、敬多は教師をクビにならない。

敬多は10年前に父親の忘れ物を届けに来た羽咲と高校で会ったことがある、と羽咲に伝える。

その頃の敬多は両親が不仲で不在がちだったうえに恋人を病気で亡くしたばかりで自暴自棄になっていた。

喧嘩をして怪我をしていた敬多に、小学生だった羽咲は絆創膏を渡す。

俺が怖くないのか、と聞く敬多に、怖いけどひとりで寂しそうだから、と答える羽咲。

そんな健気な羽咲に敬多は、ありがとなお前がひとりになった時は俺がそばにいてやるよ、と伝えていた。

羽咲はその約束を覚えていなかったが、隣に住んでくれたのはその約束を果たすためだった事を知る。

最終回では羽咲の両親が得意だった手打ちうどんとつゆをふたりで作るがあまり上手にできない。

これからずっと何十年も繰り返し作ってりゃいつかうまくできるようになるさ、と敬多が羽咲にプロポーズする。