軽率に恋 - 冬の線香花火 -





って言いながら、俺が優衣ちゃんと引っ付きたいだけで、少しでも長く時間を共有したい口実。




それに、俺の心臓の速い鼓動が引っ付けば必然的に伝わるし。





俺にだけ優しく接してくれるのも、笑顔を見せてくれるのも、俺と同じ気持ちだからと信じたい。







ほら。



優衣ちゃんの頬、真っ赤に染まってる。




fin.