「お父さん、私、今日は友達とカフェに行って帰ってくるね」

「おう。気をつけるんだぞ」

「うん」

あの日から一ヶ月が経った。

最初はとても悲しくて、寂しくて学校を休みたくなったけど、なぎさくんに合わせる顔がないな

と思い直して、いつも通り学校に通った。

今では違うクラスだけど私と仲良くしてくれる友達ができた。

あれもこれも全てなぎさくんのおかげ。