私の大切なもの

何かを思いついたのか、腕を後ろに回してフードをかぶる男の子。

「………うさぎの耳?」

「そうそう!僕のことわかった⁉︎」

「ごめん、わかんない」

「うぅ〜〜……」

それでも私が思い出せないでいると、男の子はがっくりと肩を落とす。

な、なんだか申し訳なく思えてきた……。

「うさぎちゃん……僕だよ、わからない?」