「落ち着きがないな……二人で観光でししてきたらどうだ?」

「いいの⁉︎」

「行く行く〜!」

念の為お父さんも誘ったけど、疲れたから少し休憩するらしい。

もったいない……。

「なぎさくん、どこから行く?」

「僕ね、抹茶アイス食べたい!」

近くにあるお店を指さしてそう言うなぎさくんを見て、自然と笑みが溢れる。