次の瞬間。固まっていた足が動いて、くるりときびすを返すことができた。
いけるかも。
一歩前に踏み出して、来た道を走り出す。
「あっ、逃げた!」
「早くつかまえよう!」
うわあ! わかってたけど、姫咲さん達が追い駆けてくる!
限界までスピードを上げて、なんとか姫咲さん達から距離を引き離して、自分の部屋に戻ったその時。
「……さん、……山さん」
どこかから、くぐもった声が聞こえてきた。
誰の声かはわからないけど、どこかでよく聞いた覚えがあるような……。
「雫‼ 早く窓開けて‼」
いけるかも。
一歩前に踏み出して、来た道を走り出す。
「あっ、逃げた!」
「早くつかまえよう!」
うわあ! わかってたけど、姫咲さん達が追い駆けてくる!
限界までスピードを上げて、なんとか姫咲さん達から距離を引き離して、自分の部屋に戻ったその時。
「……さん、……山さん」
どこかから、くぐもった声が聞こえてきた。
誰の声かはわからないけど、どこかでよく聞いた覚えがあるような……。
「雫‼ 早く窓開けて‼」


