ゲーム会社が損をするようなポイントの付け方は絶対にしないはずだ。


「ま、期待せずに待ってようか」


私は軽い気持ちでそう言った。
とにかく、このゲームのおかげで日頃のストレスが一気に軽くなったことだけはまちがいないのだ。

それだけでも良かったと考えることができる。
私は鼻歌を口ずさみながらスマホをポケットに戻したのだった。