「そこまで警戒しているのに可笑しくないか? 秘密にしたいのなら、何で薔薇が枯れる動画を配信しているんだ?」
「1晩で枯れた……ますます怪しくなりましたよね」
椿がローズティーを配りながら言った。
「あっ……隠したい何かがあるということか」
生徒会長はパソコンの画面を食い入るように見つめた。
「枯れた薔薇を見たという証言も本当かどうか判らないわね」
「監視カメラの死角になる部分は怪しいよな」
パソコンの画面は6分割されている。
6分割の5つは温室の監視カメラ、もう1つは生徒会室から温室を監視しているカメラの画像だ。
「実際に入ってみないと、中の様子は判らないわね」
生徒会長と副会長、会計の先輩、3人が画面を覗きこんで唸っていた。
柊くんが書いた温室の見取り図には、監視カメラの位置とカメラの角度、監視範囲まで記されている。
「1晩で枯れた……ますます怪しくなりましたよね」
椿がローズティーを配りながら言った。
「あっ……隠したい何かがあるということか」
生徒会長はパソコンの画面を食い入るように見つめた。
「枯れた薔薇を見たという証言も本当かどうか判らないわね」
「監視カメラの死角になる部分は怪しいよな」
パソコンの画面は6分割されている。
6分割の5つは温室の監視カメラ、もう1つは生徒会室から温室を監視しているカメラの画像だ。
「実際に入ってみないと、中の様子は判らないわね」
生徒会長と副会長、会計の先輩、3人が画面を覗きこんで唸っていた。
柊くんが書いた温室の見取り図には、監視カメラの位置とカメラの角度、監視範囲まで記されている。



