大学ワル

 大学はやる気なく、誰とも話す気も、つるむ気もなかった。同級生に陰口ばかりたたかれていた。いつも独りで歩いていた。

 「あいついつも独りだ」と同級生の男性にいわれた。

 キャンパスを歩いていると、「いつも独りだ」と同級生の男性にいわれた。

 同学年の女子大生にはばい菌扱いされた。
 ゼミがあった。
 俺は席についていた。後ろに女子のグループが来た。
 「どうぞ、どうぞ」
 と、女の子たちが一人の女の子に俺の隣に座れ、というようなことを言っていた。
 「ええええええ。いやだあ」
 と聞こえた。