結局その日はモモは一日夕日の股の間に座ることは拒否し続けた。
どうしても夕日の体を意識してしまうため、なんだか逆にその温もりですら落ち着かないと感じてしまうためである。

倉庫へ戻ると、まずモモはシャワーを浴びる。

下着を脱いだ時の感触がいつもと違い、今日はなんだがべトリとしている。
目を凝らして自分の下着をよく見てみると、透明などろりとしたものがべっとりと付着していた。

「わ」

恐る恐る指でちょんと触れてみるとねっとりと糸を引く。
一瞬漏らしてしまったのかとも思ったが、その原因を思い当たってしまい、下腹部がぐるぐると落ち着かなく熱い。

じわりと熱が溢れた。

粘性のある液体がゆっくりと太ももを伝うのを感じて、モモは慌てて脱衣所からシャワー室へと飛び込んだ。

恐る恐るその液体に触ってみる。
下着についていたものと全く同じ液体だとわかる、どろりとしたものだ。
そのまま指を滑らせるように隙間を撫でるとなんだかピリピリとした刺激を感じる部位があることに気がついた。

「んぅっ…」

思わずあの女の人が出していたような鼻から抜けるような声を出してしまい、モモはハッとして口を閉じる。

クチュクチュと中を掻き回していると、ぬっと指がぬめりで中に入り込んだ。

「っ…!」

驚いて一瞬で指を抜いてしまった。

経験したことのない恐怖からか、少し震える中指の先をグッと中へ押し込んでみる。
指には確かな圧迫感を感じ、僅かな快感がお腹にグッと伝わってくる。

しばらく自分で中を弄っていた。
癖になると言えばそうなのかもしれない。

だがモモはそれほどの快感を拾えずに、そのまま頭からシャワーを被ってドロドロになった体液ごと全てを水に流した。