モモは玲が紙にメモをしようとしているのを見て、カルテが書きたいのだろうかと考え、自信満々に発言する。
「ん、カルテ!
…えっとねー、大きなのが、胸から腹にかけての打撲痕、左腕の尺骨の骨折、後頭部に切り傷?神経ちょっと傷んでたから戻した!」
「はぁ……」
しばらくモモの話をポカンと聞いていた玲だが、しばらくすると真剣な表情で用意してた用紙にメモをしだす。
「戻したとは?」
「んー…?
頑張れー、ちょんちょんする。忘れてる、仕事教える?」
「…よく分かりませんが、それはモモさんが怪我をしている部分を治すことが出来るということですか?」
「ん!」
深く考えるように突っ伏してしまった玲を笑う声が後ろから聞こえてきた。
夕日がシャワー室から出たらしい。
髪はまだ湿っており、首にタオルを掛けている。前髪を上げきった様子が少し可愛い。色気垂れ流し状態だ。
「…夕日ですか。私はもう、理解出来ないことばかり言われて頭がいっぱいです」
「だぁからこの写真は本物だって言ってんだろ」
くつくつと笑い声を上げる。
「その格好で下に降りないでくださいよ?
見てしまった者が新たな道に目覚めるてしまったら困ります」
「はいはい、わかってるよ」
「わ!」
モモの体が夕日によって持ち上げられ、昨日のように股の間に納められた。
「あぁ、言い忘れてました。モモさん」
「なぁに?」
「このような場で言うのも良くないと思うんですけれども…勝手に服を洗濯に回してしまい申し訳ありません。
脱水が終わり次第下着は届けさせますね」
「ん!」
玲は困ったように眉を下げ、モモを伺った。
「は?それ今ノーパンってこと?」
なにそれエッロと口から漏らす夕日の頭を、よく分からないが変な気持ちになったモモは遠慮せずに叩く。
「貴方は本当に…」
そんなことを言う玲も多分夕日には呆れている。
「ごめんって」
「ふーんだ!」
「…夕日、念の為今日はあのおじいさんの所で検査をしてきてください」
玲の目に写る心配の色を見た夕日は、了解の意味を込めて片手を上げた。
「ん、カルテ!
…えっとねー、大きなのが、胸から腹にかけての打撲痕、左腕の尺骨の骨折、後頭部に切り傷?神経ちょっと傷んでたから戻した!」
「はぁ……」
しばらくモモの話をポカンと聞いていた玲だが、しばらくすると真剣な表情で用意してた用紙にメモをしだす。
「戻したとは?」
「んー…?
頑張れー、ちょんちょんする。忘れてる、仕事教える?」
「…よく分かりませんが、それはモモさんが怪我をしている部分を治すことが出来るということですか?」
「ん!」
深く考えるように突っ伏してしまった玲を笑う声が後ろから聞こえてきた。
夕日がシャワー室から出たらしい。
髪はまだ湿っており、首にタオルを掛けている。前髪を上げきった様子が少し可愛い。色気垂れ流し状態だ。
「…夕日ですか。私はもう、理解出来ないことばかり言われて頭がいっぱいです」
「だぁからこの写真は本物だって言ってんだろ」
くつくつと笑い声を上げる。
「その格好で下に降りないでくださいよ?
見てしまった者が新たな道に目覚めるてしまったら困ります」
「はいはい、わかってるよ」
「わ!」
モモの体が夕日によって持ち上げられ、昨日のように股の間に納められた。
「あぁ、言い忘れてました。モモさん」
「なぁに?」
「このような場で言うのも良くないと思うんですけれども…勝手に服を洗濯に回してしまい申し訳ありません。
脱水が終わり次第下着は届けさせますね」
「ん!」
玲は困ったように眉を下げ、モモを伺った。
「は?それ今ノーパンってこと?」
なにそれエッロと口から漏らす夕日の頭を、よく分からないが変な気持ちになったモモは遠慮せずに叩く。
「貴方は本当に…」
そんなことを言う玲も多分夕日には呆れている。
「ごめんって」
「ふーんだ!」
「…夕日、念の為今日はあのおじいさんの所で検査をしてきてください」
玲の目に写る心配の色を見た夕日は、了解の意味を込めて片手を上げた。