いつか、このどうしようもない想いが消えるまで。





 「その・・・・・・去年もここで俺と伊都先輩、一回会ってるんです」



 「え、そうなの?ごめん。覚えてないわ」




 申し訳ない、空麻。



 記憶にございません。




 「いや、覚えてなくて当然ですよ。ほんのちょっと話しただけなんで」




 -1年前-




 「空麻、注文どーする?」



 「天馬お前・・・・・・そんな呑気にしてテスト前に泣きついてくんなよ?」



 「俺はもう悟り開いてるから大丈夫!」



 「何が大丈夫だよ。なぁ、浬」



 「馬鹿はほっとけばいいよ。それより空麻、ごめんけどドリンクバーとってきてくんない?今手離せない」



 「うっわ、めんどくさそーな問題」



 「あとちょっとで解けそうだから」



 「わーったよ。とってくる」