桜恋 〜余命半年の私が生きた証〜



「サラ••••高梨沙良•••」



「サラか••••。俺はユウマ。吉野悠馬、これからよろしく」



そう言いながら彼は手を差し出した。



私はどうすれば良いか分からず、その手を見つめる。




「ここであったのも何かの縁だし、これからよろしく」




これからよろしくって言われても••••



心の中でそう思いながらもずっと手を出して待っている彼を見てため息を吐きながら握手をした。



私とは違う、大きくて少し傷がある手•••。




やっぱり男の人なんだなぁと実感する。