…チュンチュンチュン…

次の日の朝。
いつ寝たのかも分からない。けど、ベッドで目が覚めた。

「・・・」

いつもなら、ゆうまが起こしてくれた。
「はるか〜おはよ〜」…..

今日はない。

ガチャ….スタ,スタ,スタ

「・・・」
リビングにも誰もいない。

置いてある家具、配置は変わらない。
けど、自分の家じゃない感覚に襲われる。

「…ゆうま、、」
口に出てしまう。
けど、返事はない。

「…」

スタ,スタ,スタ
バタン

キッチンでお水を飲んで寝室に帰った。

バサッ



布団に潜り枕に顔を伏せた。

「…」

バサッ.バサッ
スマホを探す。

「…あった」

カチっ

ゆうまからの連絡はない。
昨日連絡がきていた、けいすけの着信が2件だけある。

スッ

LINEを開かないように送られてきているメッセージを確認した。

「きょうはこんなことをしたんだ!はるかさんも好きなこれ!」

「あと、こんなことも!・・・」

いつもやり取りをしていた内容だった。
あれ以降もけいすけからは連絡がきていた。

~~~~


はるかからは、こんなことにもなったし連絡は控えようよと、伝えてはいた。
が、けいすけからは。

「奥さんには言っておく。僕ら普通の友達だし疾しい事はなにもないんだから」

「えっ、、でも・・」

「浮気しているわけでも、不倫してるわけでもないでしょ〜!」
「ゲームをキッカケに仲良くなった友達だよ」

「…そうかもしれない、、けど、、」

「俺とやり取りするのは嫌?」

「いや、、普通にお話するのは楽しいよ」
「でも、奥さんのことがあるから・・・」

「したら、はるかさんは無理しなくていいよ」
「俺からは普通に送るから、返信できそうだったら返すとかでも大丈夫」

「…えっ」

「ね!」

「…うん」

半ば強引であったが押し切られてしまった。
はるかとしても、嫌いな人とかではなかったし、年上の色んな相談とかができる存在でもあったから。

~~~~


「ごめんね、体調悪くしてて寝込んでいました。たぶんこの後もお返事できないと思うのでごめんなさい。。」

カチっ

それだけを送ってLINEを閉じた。

「…ぐすんっ….」

ピロンっ

バッ

伏せたスマホを確認した。

「…けいすけさんだ」

すぐに返信がきた。
恐らく心配をしているような内容だろうと思ったが開かなかった。

「・・・」
寝室の天井を見つめる。

ゆうまとの生活では時間があっという間に過ぎていた。
布団に入っても気がつけばお昼ご飯や夕ご飯の時間になり、「はるかご飯できたよ〜」ってゆうまが起こしにきてくれた。

でも、1人だと時間が進まない。
連絡のこないスマホを何度も確認してしまう。
1分がこんなにも遅い。

…ゆうま元気にしてる。。?

目を瞑ってそう口ずさんだ。





スゥ

目を開くと辺りは少し暗くなっている。
気がつかない間に寝てしまったようだ。

ザッ カチ

スマホを確認する。

「…」
ゆうまからの連絡はない。
けいすけからの連絡が増えていた。

「ゆうま・・・」


「…ゆうま....洗濯機の使い方を少し教えて」
居ても立っても居られずLINEを送った。
少しばかりの強がりを隠すための内容で。

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