僕は岐阜県各務ヶ原市、N小学校に通っている。結構遠い。通学路の途中には工場があった。僕は父親が航空自衛官のため、官舎に住んでいる。官舎には仲間の悪ガキたちがいた。その悪ガキたちと下校時、工場に入ったりした。
ところで、僕は美少年だ。茶色がかったショートヘア、大きい目、朱(あか)い瞳。鼻筋は通っている。上唇は薄い。ほっぺはふっくらして赤い。痩せてがりがりしている。
とある工場には色とりどりのビーズのようなものが落ちていた。僕たちはそれが綺麗だというので、ビニール袋に入れて持ち帰った。
僕たちは毎日のように下校時、工場に忍び込んでは、ビーズのようなものをビニール袋に入れた。
僕は剣道をやっている。官舎の僕の部屋には勉強机があり、それと壁の間に剣道で使う竹刀を置いていた。そこにビーズのようなものが入ったビニール袋を隠した。
ある日、いつものように下校途中、工場に入って、ビーズのようなものを集めていた。工場のお兄さんが「向こうにもっとあるよ」と言った。僕はそこへ行った。果たして、ビーズのようなものはたくさんあった。やっぴー。ありがとうお兄さん。僕はビーズのようなものを拾った。
しかし、そんなことは長続きしなかった。僕たちは学校で立たされた。
担任の先生は女性だった。おっかない先生だ。
「お前らがやったことは泥棒だぞ」
と、先生は言った。
僕たちは反省文を書かされた。
僕は工場のお兄さんに「向こうもあるよ」とお兄さんにいわれたことを書いた。そうしてそれを提出した。
すると先生に呼び出された。
ところで、僕は美少年だ。茶色がかったショートヘア、大きい目、朱(あか)い瞳。鼻筋は通っている。上唇は薄い。ほっぺはふっくらして赤い。痩せてがりがりしている。
とある工場には色とりどりのビーズのようなものが落ちていた。僕たちはそれが綺麗だというので、ビニール袋に入れて持ち帰った。
僕たちは毎日のように下校時、工場に忍び込んでは、ビーズのようなものをビニール袋に入れた。
僕は剣道をやっている。官舎の僕の部屋には勉強机があり、それと壁の間に剣道で使う竹刀を置いていた。そこにビーズのようなものが入ったビニール袋を隠した。
ある日、いつものように下校途中、工場に入って、ビーズのようなものを集めていた。工場のお兄さんが「向こうにもっとあるよ」と言った。僕はそこへ行った。果たして、ビーズのようなものはたくさんあった。やっぴー。ありがとうお兄さん。僕はビーズのようなものを拾った。
しかし、そんなことは長続きしなかった。僕たちは学校で立たされた。
担任の先生は女性だった。おっかない先生だ。
「お前らがやったことは泥棒だぞ」
と、先生は言った。
僕たちは反省文を書かされた。
僕は工場のお兄さんに「向こうもあるよ」とお兄さんにいわれたことを書いた。そうしてそれを提出した。
すると先生に呼び出された。


