報われたい独占欲は、狂気のソレ




 『好き』と、何回も囁かれおかしくなっていく。何も考えられなくされてしまう。



「凪のカワイイ顔も、カワイイ声も、いつも遠慮がちな性格も、オレを見てすぐ反応しちゃう体も、全部ぜんぶ愛おしくて、大好きだよ。凪もオレのこと好きだろ」


 卑猥な音を部屋中に響かせる。その音を聞きながら私は肩で深く息をする。


「……く、ははっ。あーあ、またイッちゃったね。体ヒクつかせて凄い中締まったよ。搾り取られそう。もう何回め?」

「わ、わかん……ない……」

「ねぇ、凪。もし別れたいとか離れたいとか言い出したら、オレ、このまま凪を抱き殺すよ。一緒に死ぬほどの快感を味わってあの世にいったらさ絶対気持ちいいよ。それであの世でもまた続き()ろう? オレはそれでもいいよ」


 重い…………


 重すぎる……


 けれど、私の体はそういってもらえることが快感になっていて、また大きく達してしまった。


 奏斗さんと体を重ねるという行為は一種の薬のような感覚に近い気がする。


 本当にこのまま死んでもいいと思ってしまいそうになる。