報われたい独占欲は、狂気のソレ



 コンビニに着くと、既に待っててくれていた悟に『おまたせ。行こうか』と声を掛ける。悟は私の腕を掴み引き留めた。


「ちょい待って。ゴム、なかったろ? 買っとくわ」

「ああ、……うん。でも今日は悟キツイんじゃない? 土曜日じゃないしさ」

「大丈夫だよ。今日は凪を抱きたい気分だから」


 コンビニの中へと入り、避妊具が陳列させている棚の前へと足を運ぶ。箱を手に取り「どっちにしようかな」と悩む聡を見ながら少しだけホッと肩の荷が下りた。


「なんでよ。悟いつもすぐにバテるじゃん」


 ハハッと楽しそうに笑う悟を見ながら幸せを噛み締める。コンビニの外で待っていると、聡がコンビニから出てきたのは十分後だった。大量に買い込んだ袋をニ袋持っている。


「何をそんなに買い込んだの?」

「食いもんとか。凪の分も適当に買ったから。今日は凪ん家に直行しよう」

「私の分のご飯もありがとう、後でお金返すね」