離縁するのじゃ、夫様!──離縁前提婚の激重陛下が逃がしてくれず、結局ズブズブ愛され王妃に君臨するまで─


ザラはつり目がちな焦げ茶色の瞳を大きく見開き、するすると記事を読み続ける。


『国王による貴族からの〈金品資産強奪〉の目的は、愛妾へ貢ぐためと大宣言!』


エドワードご乱心の記事の滾る様子に、ザラはクスリと笑った。


「我だけを愛してやまないエドが、愛妾じゃと、笑えるの」


ザラがふっと嘲るように笑った。