国を贈ってくるような男とは?とジェニットは考えたが容量を越えそうなのでやめた。
「まずその指輪一つで、モミ葉を8倍にしてみせよ」
「しかしザラ様、収穫量を増やしても売れなければ大赤字です」
「よいかジェニット、商売はモノがあってこそ。モノさえあればあとは売るだけじゃ。死に物狂いで売ればよい」
その「売る」がどれほど大変かジェニットは知っている。
だが、自信に満ちたザラがそこいると
「できそう」な気持ちと共に
「やってやる」が湧いて来る。
このみなぎる「やってやる」こそが強運の風かもしれない。
(これは、絶好のチャンスよ)



