離縁するのじゃ、夫様!──離縁前提婚の激重陛下が逃がしてくれず、結局ズブズブ愛され王妃に君臨するまで─


エドワードは感心した。教育医療改革を推進するとはこういうことだろう。学校も次々と増やしている最中だが、他の病院にもこの場所はあった方がいい。


「エドも遊ぼうー!」

「じゃあ、じゃんけんゲームやろうか。勝ったら飴をあげるよ」

「ええ!本当?!」

「やるやるー!!」


ヨハンが見事に先導して子どもたちをまとめた手腕も、エドワードは胸の中で賞賛する。エドワードも参加したじゃんけんゲームは、ヨハンに勝つと飴をもらえる仕組みだ。


さっさと勝ち抜けたエドワードがしっかり飴をもらって舐めていると、エドワードを誘った少年が最後に一人負け残った。


少年がしょんぼりしてしまっている。エドワードが立ち上がって何か代わりにあげようかなと思ったが、ヨハンが先を行った。


「最後までよくがんばったね。はい、飴あげる」

「え?なんで?俺、負けっぱなしだよ」