ふんと偉そうに微笑んだザラは、乱れた黒髪を整えてベッドの端に腰掛ける。エドワードはベッドにうつむせてて顔を埋めて隠し、手足をバタバタして悶えていた。
「あと一歩、あと一歩だったのに!エドワード大好き!ってなって両想いで抱き合ってキスしてそれからすぐ初夜で」
「そなた帰らぬとも良いのか?下が騒がしいぞ?」
「くっそぉおお!早く帰って国王辞めてやる!」
「慎重にな」
ザラに「待て」されたエドワードは、颯爽と口元に布を巻いて帰り支度を始める。
ここまでザラが歩み寄ってくれれば、本当にあとはエドワードが平民になるだけだ。そうすれば、ザラと結婚だ!エドワードはますますざまあにやる気が出た。



