離縁するのじゃ、夫様!──離縁前提婚の激重陛下が逃がしてくれず、結局ズブズブ愛され王妃に君臨するまで─


まだのんびり長考するらしいザラが焦れったいが、なんとも言えずに可愛くて。


エドワードはベッドの上でザラをぎゅうぎゅう抱きしめてしまう。黒髪に顔を埋めれば、早く結論が欲しくてたまらなかった。エドワードが好きだと早く言って欲しい。


「求婚の試練を乗り越えたならば、真実の愛にたどり着くのかもしれぬな!」

「うっそ!ここでプイッするの、ズッッル!!」


ザラがぱっとエドワードの胸を押しのけて、のっそりと体勢を整えてベッドに座り込んだ。エドワードは弱い力でもザラに押されれば従う。


「ザラのそういうとこ大好きなんだけど、こっちはもうハチ切れそうで死ぬかも大好き!もう君以外愛せない!」

「知っておる」