ジェニットは恋愛小説を嗜む性質である。国王様と平民の可憐な恋物語を想像していたジェニットは、国王様の異常な愛で囲われていた平民の拗れた恋物語にそっと蓋をした。
「我を好きになる物好きは、エドワードくらいなのかもしれんの」
(こいつしかいないから仕方ない系でエドワード様に決めちゃうの?え、仕方なく国王で手を打つ平民、強い……)
とりあえず、エドワードがザラを怖いくらい愛していて、二人だけで拗れていることだけはよくわかったジェニットだった。
「ジェニットはどんな男なら真実の愛だと思うのじゃ?」
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