離縁するのじゃ、夫様!──離縁前提婚の激重陛下が逃がしてくれず、結局ズブズブ愛され王妃に君臨するまで─


ジェニットは天を飛び越えてさらに上まで行ったくらい驚いて固まった。


「女性として魅力的ではないか?」

「えぇえ?!もしかしてエドワード様から迫られたことがなくて魅力がなくて悩んでるってことですか?!エドワード様ったらなんて腰抜けでいらっしゃるの?!」


ジェニットが大興奮で思わず立ち上がったせいで馬車が大いに揺れた。ザラはぽかんと口を開けた。まるっきり違った。


「いや、エドワードは我に触れたがるぞ。それこそ四六時中じゃ」

「ではどうして魅力的でないだなんて誤解が?ザラ様はこの世の全ての魅力を集めたよりも魅力的でいらっしゃいますよ?」

「そうじゃろう?」

(自分でもそう思ってるのね!さすがザラ様!)