離縁するのじゃ、夫様!──離縁前提婚の激重陛下が逃がしてくれず、結局ズブズブ愛され王妃に君臨するまで─



ルドルフに促されて席を立ったジェニットは、あまりに近い国王様とザラの距離を目撃してしまった。衝撃現場に震撼して鼻息荒く大興奮してしまう。


(ザラ様ってば、アンドリュー様っていう幼馴染がありながら、国王様まで手玉に?!なんてすごいお人なの!平民なのに!)


恋愛妄想に興奮してふらつくジェニットをルドルフが慌てて支えた。その日の試供会を機に、貴族の間でオーダーメイドモミ葉香水の販売はあっという間に軌道にのった。


王弟ルドルフがモミ葉香水で恋を叶えた!と、恋愛成就の香水としてのハクもついた。ルドルフ、グッジョブである。