離縁するのじゃ、夫様!──離縁前提婚の激重陛下が逃がしてくれず、結局ズブズブ愛され王妃に君臨するまで─


*********


ザラはモミ葉香水開発室で、領民女性たちの「調香師訓練」を眺めていた。


モミ葉香水開発は大詰めに入り、

モミ葉香水のベースブレンドは完成。


次は領民女性たちへの調香師としての接客教育が始まった。まずザラが貴族を相手にするための話し方やマナーを最低限、素早く伝授した。


領民女性たちたちは、貴族への接客マナーを一通り身に着けた。彼女たちは知識を身に着けることに飢えていて、ザラが教えることを面白がって吸い込んでいった。


すでにお客様との対話の中で、お客様のためのベストな香水を提案するという対人シミュレーション訓練に及んでいる。