離縁するのじゃ、夫様!──離縁前提婚の激重陛下が逃がしてくれず、結局ズブズブ愛され王妃に君臨するまで─



ヘイトを浴びて悦るエドワードにルドルフが詰め寄る。エドワードは冷たい目をして、片腕でルドルフを突き飛ばした。

市民の拠り所であるルドルフが攻撃されて、さらに市民は混乱に陥り熱が上がる。



「ルドルフ様に手を出すなバカ野郎!」

「っきゃあ!ルドルフ様逃げて!!」

(ルドルフ大人気で良い感じ!煽っちゃおう!)


市民の必死の叫びを聞いて、内心しめしめとニヤつくエドワードがパフォーマンスを加速させる。

エドワードは腰からすらりと剣を抜いた。

ルドルフの首に突きつけて奇々怪々に薄ら寒く笑う。


「僕に偉そうに言うなよ?何もできない愚弟が」


正義の弟を罵倒し、あまつさえ首に剣まで突きつけて黙らせた。悪行の限りを尽くすエドワードに、市民からの信頼は地に落ちたのであった。