離縁するのじゃ、夫様!──離縁前提婚の激重陛下が逃がしてくれず、結局ズブズブ愛され王妃に君臨するまで─


市民が城に向かって石を投げまくるが、エドワードには全く届かない。

下々のものを見下ろして、エドワードはにやにやにやにや笑った。


「んーキモチイぃー!サイッコウに高まるねコレ」


罵倒を受けてにやにや恐悦至極に笑うエドワードに、市民は背筋が凍った。


(((怒鳴られて笑ってる国王、コッワ)))


市民を恐怖のどん底に叩きこむ魔王のごときエドワードに、立ち向かう勇者。それが王族最後の良心、ルドルフ様だ。

ルドルフはエドワードの隣から、市民にも聞こえるように声を張った。



「兄様!せめて増税の理由説明を!」