離縁するのじゃ、夫様!──離縁前提婚の激重陛下が逃がしてくれず、結局ズブズブ愛され王妃に君臨するまで─




翌朝、ヨハンを引き連れたルドルフとエドワードがやっと王都へと帰還した。

エドワードが帰りたくないとごねるので大変だった。


だが、いなくなってみると静かになってホッとしたの半分、少し空虚な気もしたザラだった。


(くっついていたものが去ると、不思議な感覚がするものじゃ。もっと欲しくなる、とでもいうのか)


旅に出てからエドワードを優しく思う時間が増えたような気がする。実家にいた時はウザい重いより他の想いが浮かばなかった。


久々に一緒に過ごして、一緒にいて楽しい、馴染む、離れれば少しわびしい。なんて感情の色に幅が出た。


(旅の効能かの)