直月くんは、キケンな恋に沼りたい


ひぃあい?

直月、いきなりどうしちゃった?


野獣っぽく光らせた瞳が、まっすぐに私の瞳に突き刺さっているんですけど。



天井を仰ぐ私に、覆いかぶさっている直月。



ネクタイを掴んでキスをしようとした私の大胆行動が、直月の理性をぶっ飛ばしちゃったのかも……



心配になって

胸のキュンキュンに耐えられなくなって

私は慌て声を漏らした。



「なっ…、直月? どうしちゃった?」



真剣な顔で、私を見つめないでってば。



「亜里沙と一緒にいると、自分の感情がコントロールできなくなる」



「それなら……離れた方が……」



「授業をさぼってこんなことするなんて、ダメだってわかってる。だけど……今だけは許して欲しい……」